『はじめの一歩』の森川ジョージ氏が協力
OPBFがコロナ啓発「Keep Distance Stay Home」
2020年4月19日 18時09分
2020年4月19日 12時42分
世界で最も有名なランキング、米ボクシング専門誌「ザ・リング」のオリジナルランキングを読むPart6はL・フライ級。全階級で最多となる日本人選手4人がランキング入りしている活況の軽量級を読む─。
■L・フライ級
C 京口紘人(ワタナベ=WBAスーパー王者)
1 寺地拳四朗(BMB=WBC王者)
2 ヘッキー・ブドラー(南アフリカ)
3 カルロス・カニサレス(ベネズエラ=WBA王者)
4 フェリックス・アルバラード(ニカラグア=IBF王者)
5 エルウィン・ソト(メキシコ=WBO王者)
6 久田哲也(ハラダ)
7 エドワード・ヘノ(比)
8 木村翔(花形)
9 ダニエル・マテロン(キューバ)
10 アグスティン・ガウト(アルゼンチン)
リング誌王者はWBAスーパー王者の京口だ。18年大みそか、マカオでブドラーを10回TKOで下して2階級制覇を達成し、リング誌王座も手にした。軽量級離れした強打を武器に2度の防衛を成功させている。
1位にランクされている拳四朗はWBC王座を既に7度防衛。安定した戦いぶりと世界戦でのKO率の高さから、国内での評価は京口よりも上だ。昨年流れてしまったIBF王者アルバラードとの統一戦、あるいは京口との日本人対決が期待されている。
18年5月にWBA王者だった田口良一を下してIBF・WBA統一王者となったブドラーは京口に敗れてから試合をしていない。変則派の実力者ではあるものの、いまだ2位にランクされているのは違和感アリか。
3位のカニサレスは田口と引き分けたのち、小西伶弥(SUN-RISE)とのWBA王座決定戦に勝利。V2戦ではタフな元WBOフライ級王者の木村をアウトボクシングで手玉にとり、日本のファンにその強さと曲者ぶりを強く印象付けた。
4位のIBF王者アルバラードは18年に王者となり初防衛戦で小西を退けた。自身の病気で流した拳四朗との統一戦は仕切り直しで実現するのか。双子のレネがWBA・S・フェザー級王座を昨秋獲得して気持ちは高まっている。
5位のWBO王者ソトは19年6月、実力者アンヘル・アコスタ(プエルトリコ)を番狂わせで下して急浮上。粗さはあるものの好戦的で23歳と若く、拳四朗や京口を脅かす存在になれるか楽しみな存在だ。
6位の久田は4団体の世界ランキング上位に長くランクされ、昨年10月の京口戦での奮闘ぶりもあってこの位置か。7位ヘノはOPBF王者として日本で無敗。昨年10月のソト挑戦は惜しくも判定で敗れている。
8位の木村は階級ではなく、やはりフライ級が適正階級だろう。9位マテロンはWBA暫定王者。ガウトは若手ホープで唯一の10傑入りしている。
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