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感染者少ないニカラグアで興行再開

4階級制覇王者ロマゴンもマスク、検温、手消毒 
感染者少ないニカラグアで興行再開

2020年4月26日 17時01分

 新型コロナウイルスの感染拡大により世界中でボクシング興行が中止となっている中、ニカラグアの首都マナグアのアレクシス・アルゲリョ・スポーツ・コンプレックスで25日(日本時間26日)、バッファロー・プロモーション主催のイベントが開催された。

イベントを主催した元2階級制覇王者アルバレス氏

 ニカラグアは新型コロナウイルスの感染者が少ない国の一つ(感染者12人、死者3人=ジョンズホプキンス大調べ)。元2階級制覇王者ロセンド・アルバレス氏のブッファロボクシングプロモーションズが国と交渉、万全の安全対策を実施する約束でイベント開催にこぎつけた。

 同国コミッションにより、試合会場内では、試合をする選手、レフェリー以外はセコンド、オフィシャル、観客を含むすべての人にマスクの着用が義務付けられた。選手はウォーミングアップをするときもマスク、試合後のインタビューもマスク。“ソーシャル・ディスタンス”をキープするため、観客は間隔を置いて座った。

 母国のスーパースター、4階級制覇王者でWBA・S・フライ級スーパー王座を保持するローマン・ゴンサレス(帝拳)が観戦に訪れ、入口でマスク着用の確認、検温、靴の泥落とし、手のアルコール消毒を行っている姿も発信された。

 試合はメインのS・フェザー級8回戦に登場したロビン・サモラが昨年10月以来となるラミロ・ブランコとのダイレクトリマッチに3-0判定勝ち。S・ライト級6回戦は、来日経験もある元S・フェザー級世界ランカーのフレディ・フォンセカがアライン・アギラールに4回終了TKO勝ちした。

 試合の模様はESPNノックアウトという番組でラテンアメリカ諸国に中継され、北中米のメディアの注目も高い模様。ニカラグアでは野球やサッカーが通常通り行われている。

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