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新たに10.3候補 アラム氏「PPV中継を考慮」

ライト級4冠統一戦 ロマチェンコvs.ロペス 
新たに10.3候補 アラム氏「PPV中継を考慮」

2020年7月9日 15時24分

 ライト級の頂上決戦、WBA・WBC・WBO統一王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ=写真右)とIBF王者テオフィモ・ロペス(米=同左)の一戦が、交渉締結に向かっている。先月、暫定スケジュールが9月19日と報じられたが、両者のプロモーター、ボブ・アラム氏は10月3日が有力になったと明かした。ボクシングシーンが伝えた。

 アラム氏は「“ロマロペ”は9月19日挙行で準備を進めていた。しかしPPV中継を考慮すると10月3日が相応しくなった」と語る。ラスベガス開催だとまだ無観客試合になる見込みが高く、準備期間がより必要だと判断したようだ。

 またアラム氏は「コロナ危機で予断は許さないけど、できれば(アリーナで)2000から2500人ぐらいの観客を入れての開催を望んでいる」と発言。観衆を制限したイベントも考慮している。

 一方で大物プロモーターはラスベガスに今年オープンする屋内型ドームスタジアム、NFLラスベガス・レイダースの本拠地「アレジアント・スタジアム」での開催にも関心を示している。注目ヘビー級対決、タイソン・フューリーvs.デオンテイ・ワイルダー第3戦も12月19日、新スタジアムで挙行される可能性がある。

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