あす愛知・刈谷で国内ボクシング興行再開
新人王戦出場の全員が検査合格 コロナ対策さまざま
2020年7月11日 19時46分
2020年7月11日 14時51分
埼玉県春日部市で開かれた元世界王者、内山高志さんのジム「KOD STUDIO」のレセプションパーティーでちょっぴり懐かしい2人が顔を合わせた。昨年引退した元WBA・IBF世界L・フライ級統一王者の田口良一さんと元日本、OPBFフェザー級王者の天笠尚さんだ。
33歳の田口さんはL・フライ級王座を7度防衛後、最後はWBOフライ級王者だった田中恒成(畑中)に敗れて昨年引退した。
現在はジム開設を目指しており、内山さんの会社の社員となってジム経営を勉強している立場。トレーナー修行はその前から始めており、「できれば来年あたりにはジムを開きたい」と意欲を見せた。
2017年の試合を最後に引退した34歳の天笠さんはKOD STUDOと同じ場所にあった前身のジムでもチーフトレーナーとして働き、そのままKOD STUDIOでも現場を任されることになった。群馬県太田市の自宅から1時間15分かけて通っており、こちらも「将来は太田でジムができたら」と夢を持っている。
天笠さんは14年大みそか、1階級下げて難攻不落の王者ギジェルモ・リゴンドウ(キューバ)に大阪で挑戦し、11回TKOで敗れたものの、7回にリゴンドウから2度ダウンを奪った“あわや”のシーンがファンの記憶に残る。
この日は田口さんが東京でアルベルト・ロセル(ペルー)を下して初めて世界王者になった日でもあり、「あれ、おんなじ日だったよね!」と2人で昔話に花を咲かせた。
田口さんは東京・四ツ谷のKOD LAB、天笠さんは春日部のKOD STUDIOがメインの職場となる。
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