元WBC世界フライ級チャンピオンで現バンタム級WBC８位、WBA９位の比嘉大吾（Ambition GYM）が今秋の復帰戦に向けてトレーニングに励んでいる。

　野木丈司トレーナーによると、比嘉は新型コロナウイルスの影響を考慮してジムでの練習をできるだけ避け、主に横浜市内の公園でトレーニングを続けている。比嘉のほかに、７月末に閉鎖となった白井･具志堅ジムで同門だった日本フェザー級９位の木村吉光、大湾硫人も一緒に汗を流す。

　公園を使った練習はフィジカルトレーニングに加え、ミット打ちや、１日平均して８ラウンドのマスボクシングを行うなど実戦感覚も養っている。野木トレーナーは「かなり戻ってきている」と比嘉の復調ぶりをアピールした。

　比嘉の次戦はまだ決まっていないが、10月ごろの試合を目指して対戦相手選びに入っていく模様。10月に試合ができれば12月もリングに上がることを希望している。動画提供＝野木トレーナー