新型コロナウイルスの影響により7月に2度延期となったWBO･S･フェザー級王者ジャメル・へリング（米）の防衛戦が明日5日（日本時間6日）、米ラスベガスのMGMグランド・カンファレンスセンターで行われる。

　4日行われた計量でへリングは129.5ポンド（58.74キロ）、挑戦者12位ジョナタン・オケンド（プエルトリコ）は129.6ポンド（58.79キロ）を計測。リミット130ポンドに合格した。

　このカードは最初7月2日に予定されたがへリングが試合前日の検査でコロナの陽性反応が出たため中止。同14日に延期された仕切り直しも同じくへリングがコロナ感染でアウト。ようやく明日実現する運びとなった。

　伊藤雅雪（横浜光）から王座を奪ったへリング（21勝10ＫＯ２敗＝34）は2度目の防衛戦。オケンド（31勝19KO6敗＝37）は15年のWBAフェザー級正規王座挑戦に続く2度目の世界挑戦。予想賭け率は16-1と大きくへリング有利と出ている。photos by Mikey Williams / Top Rank