【動画あり】井上尚弥が10.31防衛戦に向け渡米
ラスベガス・デビュー戦のイメージは完璧
2020年10月18日 18時44分
2020年10月18日 18時02分
注目のライト級対決はIBF王者テオフィモ・ロペス(米)が大方の予想を覆して3団体のベルトを保持するワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)に判定勝ちし、4団体統一王者に輝いた。スコアからその内容を確認してみると―。
3ジャッジは1回から7回まですべてロペスのラウンドと採点。ロペスはクリーンヒットこそ少ないものの、ボディ攻撃と手数で上回り、着実にポイントを積み重ねた。ESPNは「前半はロペスが試合を支配。ロマチェンコはとても消極的だった」と表現した。
8回以降は3ジャッジの見方が割れ、最終12回は3人ともロペスのラウンドに。スコアは119-109、117-111、116-112。10ポイント差をつけてジャッジは11回だけをロマチェンコのラウンドとした。
ザ・リングによると、ロマチェンコは「前半は彼のほうが良かったラウンドが多かったと思う。でも、後半は私が持っていった。スコアカードには同意できない。私が勝ったと思う。ただし結果は結果。いま争うつもりはない」と試合後に語った。
ボクシングシーンは116-112、ファイトニュースは115-114でいずれもロペスの勝利と採点した。ロペスは試合後の記者会見で、ロマチェンコが想像していたほどではなく、非常に「ベーシック」なボクサーであったと指摘。再戦の必要性についても否定し、世代交代を強調した。
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