May
16
Thursday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

22°C Clouds
Tokyo

Home > Match Information > 選抜「徳島特別大会」が開幕 6ブロックと地元から69選手参加

選抜「徳島特別大会」が開幕 6ブロックと地元から69選手参加

2021年3月24日 14時15分

 中止になった全国高校ボクシング選抜大会(アマチュア)の代替として用意された「徳島特別大会」が23日徳島市のとくぎんトモニアリーナで開幕した。初日のこの日は予選11試合(女子の1試合は不戦)が行われ、一昨年ハンガリーの国際ジュニア・トーナメントで金メダルを獲得した吉良大弥(奈良・王寺工)らが順当に勝ち進んでいる。

初戦快勝の本命・吉良大弥(右)

 コロナ禍の中、アマチュアボクシングは1年以上全国大会を開催できずにいる。今回の選抜も、全国大会を開催する前段となるブロック大会を実施できない地域が続出。関東・東海・九州の3ブロックは代表選出もならなかったため日本連盟は全国選抜大会の中止を決めていた。

強豪対決に勝利した山下遙輝(右)

 しかし昨年も中止されていたことから、練習を積んできた選手たちに試合の機会を与えたいと、開催県の徳島などが熱心に動いた結果「徳島特別大会」として行われることになったもの。前出の3ブロックを除く6ブロックと開催県徳島から計69選手が出場している。決勝は26日。

地元徳島・吉野川高の柏木(右)も初戦突破

 今大会は日連ではなく四国ボクシング連盟が主催し、高体連共催で開催に漕ぎつけた。日連も試合役員を派遣するなどこの「徳島特別大会」をサポート。開会式に駆け付けた内田貞信日連会長も挨拶で出場選手に向け「出場が叶わなかった各ブロックの選手の思いも背負っているという気持ちを忘れないでください」と訴えていた。

Related article
関連記事
モバイルバージョンを終了