英国マンチェスターで15日（日本時間16日）行われたWBAインターナショナルL･ヘビー級タイトルマッチは、王者ジョシュア・ブアッツィ（英）が挑戦者ダニエル・ドスサントス（フランス）に4回KO勝ち。6度目の防衛に成功し世界挑戦へ弾みをつけた。

　無敗同士。初回からリードしたブアッツィ（28）が2回、連打でドスサントスを倒す。その後サウスポーにスイッチして対処するフランス人だが、ブアッツィのかける圧力に押される。迎えた4回、英国人の右強打がアゴに炸裂。頭からマットに失神したドスサントスを見てレフェリーはノーカウントで試合を止めた。KOタイムは2分44秒。

　WBA2位を筆頭に4団体でランキング入りしているブアッツィは14勝12KO無敗。エディ・ハーン・プロモーター（マッチルーム・ボクシング）は2週間前に同地で防衛戦を行ったWBA･L･ヘビー級スーパー王者ディミトリ・ビボル（ロシア）などの名前を出してバックアップを約束した。ドスサントスは15勝8KO1敗。