16日夜後楽園ホールで行われたフェザー級6回戦は、昨年度全日本同級新人王の平野和憲（KG大和）が諏訪佑（横浜光）とドロー。デビュー以来の全KO勝ち記録は4でストップした。諏訪は6勝1KO5敗2分。

　サウスポーの諏訪が平野の長い距離を潰し左オーバーを好打すれば、平野も負けじと右ストレートを連射。互いにヒットし合う展開は動きの激しい諏訪がやや押し気味だったが、消耗も隠せない。

　両者譲らずクロスして迎えた最終6回は平野が長身からのパンチをつなげて取った。フルラウンドを戦い終えて発表された採点は59-55で平野、58ｰ56で諏訪、57ｰ57の三者三様だった。

◇東日本新人王S･バンタム級予選4回戦
吉岡新（マナベ）［TKO2回1分11秒］田中翔大（石川ジム立川）

◇東日本新人王S･バンタム級予選4回戦
高橋烈（KG大和）［TKO3回2分36秒］小笠原証（花形）

◇東日本新人王S･バンタム級予選4回戦
吉川大佑（RK蒲田）［判定2-1］原口秀司（山木）

◇東日本新人王S･フェザー級予選4回戦
布崎清治（本多）［KO2R50秒］吉田悠（石川ジム立川）

◇東日本新人王S･ライト級4回戦
中島龍二郎（横浜さくら）［TKO1回49秒］中山啓（川崎新田）