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パッキャオを破ったウガス「ゲームプランが勝因」 次なる目標は統一戦に

2021年8月23日 14時28分

 現役レジェンド、マニー・パッキャオ(フィリピン)を下しWBAウェルター級スーパー王座を守ったヨルデニス・ウガス(キューバ)が試合後のインタビューで心境を明かした。

ウェルター級の主要キャストに仲間入りしたウガス

 統一王者エロール・スペンスJr(米)の眼疾により試合11日前に相手に抜擢されたウガスは、チャンスをくれたパッキャオに感謝の意を伝えた後「とてもエキサイティングでエモーショナルだ。多くのキューバの人たちは、私は勝てないと思っていたからとても誇らしい気持ちだ」と胸中を語った。

 そして「トレーナーのイスマエル・サラスと私が立てたプランが的中した。それはジャブでパッキャオのバランスを崩し、右を打ち込むことだった」と明かした。米国のデータ会社「コンプボックス」によるとウガスは405発パンチを繰り出し151発当て(的中率37パーセント)、パッキャオは815発出し130発(的中率16パーセント)と差がついていた。

「今夜、彼は私に勝てないと心に誓いながら戦った」というウガスは、スペンスの回復を待ち統一戦として対戦したい希望も口にした。WBAレギュラー王者からスーパー王者に就いた時は一部で“ペーパーチャンピオン”とも揶揄されたが、実力で肩書を証明。激戦クラス、ウェルター級のトップの一角に躍り出た。Photo by Ryan Hafey / PBC

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