“浪速のロッキー”の長男、赤井英五郎は初陣飾れず 苦い初回TKO負け
2021年9月11日 18時55分
2021年9月11日 18時00分
日本時間11日、ツーソンのWBO世界フライ級戦で挑戦者アンヘル・アコスタ(プエルトリコ)に4回TKO勝ちして初防衛に成功したチャンピオン、中谷潤人(MT)がオンライン会見を行った。
アコスタの鼻を折り、圧倒した中谷の顔はほとんど試合前と変わらない。わずかに右目上にアコスタの頭の痕跡をとどめる程度だ。「ホッとしています」とまず試合に勝った感想を述べた。
早々に左ストレートでアコスタの鼻を痛めつけた。手応えはそれほどなかったようだが、アコスタの様子から「すごいダメージ」と見て取った中谷。「なので、いろんな角度から、フックやストレート、そしてボディーを攻めていこうと考えました」とは、出血の止まらないアコスタにとっては地獄の攻めだ。
反省点は、「途中で前に行きすぎたところ」と中谷は言う。これはKOを狙ったためだったが、一方で「パンチがすごい強い感じもしなかったので大丈夫」と自分なりに判断したそうだ。2ラウンドの中断から再開してアコスタの反撃打を浴びるシーンはあったが、中谷自身は「効いたのも特になかった」という。
もっともクリーン・ノックダウンを奪う前に試合は終わったものの、中谷のいいパフォーマンスに米国ファンも満足したのではないか。
「大事な一歩を踏み出せたので、これからも精進したい」とチャンピオン。中谷が希望する統一戦の相手には、かねてWBCのフリオ・セサール・マルティネス(メキシコ)をあげている。立派にチャンピオンの初仕事を終えた中谷は一度ロサンゼルスに寄り、週明けに帰国する予定。Photo by SUMIO YAMADA
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