殿本恭平が1年ぶりリングで8回TKO勝ち 2度目のタイトル挑戦に意欲
2021年11月23日 22時43分
2021年11月22日 15時30分
大橋ジムは22日、来年2月28日に後楽園ホールで開催する「フェニックスバトル86」の概要を発表。メインでWBOアジアパシフィック&日本S・ライト級王者の平岡アンディ(大橋)が日本1位の青木クリスチャーノ(角海老宝石)を迎えて初防衛戦を行うことになった。試合の模様はNTTぷららのひかりTVでライブ配信される。
25歳の平岡(18勝13KO)はIBF6位にランクされる無敗ホープ。今年10月、こちらも無敗だった佐々木尽(八王子中屋)との王座決定戦を制して2本のベルトを腰に巻いた。ブラジル出身の32歳、青木(16勝11KO8敗2分)は16年7月、日本王者の岡田博喜(角海老宝石)に挑戦して以来、5年7ヶ月ぶりのタイトル挑戦になる。
セミはOPBF・S・フライ級王座決定戦で、同級2位の橋詰将義(角海老宝石)と同3位の古谷昭男(六島)の対戦。サウスポーの橋詰(18勝11KO2分)は18年12月、日本王者の奥本貴之(グリーンツダ)に挑戦してドローに終わって以来のタイトル挑戦。IBF同級10位のランクされる古谷(9勝3KO4敗)は初のタイトルマッチ。王座決定戦は3冠王座だった福永亮次(角海老宝石)のタイトル返上によるもの。
前座では日本ライト級8位、無敗の保田克也(大橋)と日本ライト級12位、2世ボクサー仲里周磨(ナカザト)という興味深いカードも組まれた。仲里は今年8月、アジア3冠王者の吉野修一郎(三迫)に日本タイトル戦で敗れて以来のリングとなる。
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