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元女子世界王者 好川菜々のジムが初のタイトル戦開催 吉川梨優那がWBO・AP戦出場

2022年10月13日 8時41分

 大阪・堺市のディアマンテジムは12日、所属の日本女子ミニマム級3位、吉川梨優那(21)がWBOアジアパシフイック女子ミニマム級王座決定8回戦に出場すると発表した。元女子世界王者の好川菜々(現野上奈々)が会長を務めるディアマンテジムでは初のタイトル戦となる。

野上夫妻の指導を受ける吉川が初タイトル戦

 試合は11月27日、堺市中区のソフィア・堺(市教育文化センター)で開催する泉北ジムとの合同興行のメインで行われ、対戦相手はWBCシルバー王者、ノルジ・グロ(32=フィリピン)。ノルジは15年に池山直(フュチュール)、16年に黒木優子(YuKOフィットネス)が保持していた世界タイトルに挑戦、いずれも敗れているが、サウスポーのファイターで、12勝4KO7敗1分。

 吉川は19年12月、ジム第1号選手でデビュー。初戦は判定負けするも、野上会長の指導で力をつけて4勝1KO1分け。ジム初のタイトル戦が決まった吉川は「これまでで一番強い相手になりますが、応援していただいているみなさんの期待に応えられるよう、しっかりサウスポー対策を積んでベルトを手にします」と意気込みを話した。

 野上会長は「吉川は小学生の時からよく知っている選手で、ジムをオープンすると、うちに来てくれた。デビュー戦で負けて、そこから気持ちが入ってボクシングにしっかり取り組むようになった。女性会長のジムが初のタイトル戦を行うのが女子選手なのは何かの縁を感じます。必ず勝つように指導します」と気合が入っていた。

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