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すみだボクシング祭が大盛況 寺地拳四朗の人気沸騰 岡澤&坪井はアジア大会で五輪出場権獲得に意欲

2023年5月20日 17時37分

「すみだボクシング祭」(すみだスポーツレガシー実行委員会主催)が20日、東京・墨田区総合体育館サブアリーナで開かれ、プロとアマチュアのトップ選手、トレーナーが参加。多くのボクシングファンや子どもたちと交流した。入場者数は昨年の1500人を大きく上回って2500人を超えた。

坪井(中)と岡澤(右)のトークショー

 ミット打ち体験コーナーやバーチャルボクシングコーナーに多くのファンが集まる中、トークショーが2回開かれた。アマから岡澤セオン(INSPA)&坪井智也(自衛隊)の21年世界選手権金メダルコンビ、プロから寺地拳四朗(BMB)&晝田瑞希(三迫)の男女世界王者が祭をトークで盛り上げた。

 トークショーを終えた岡澤と坪井はメディアの取材に応じ、これからの目標を問われると表情を引き締めた。ともに今月開催された世界選手権でメダルに手は届かなかったものの、すでに気持ちを切り替え、9月に中国・杭州で開かれるアジア大会に照準を定めていると説明。「アジア大会で決めて(2位以内で五輪出場権獲得)、オリンピックに向けて時間をかけて準備をしたい」と口をそろえた。

 ともに三迫ジムで練習する寺地と晝田は息の合ったトークでファンを楽しませた。およそ200人のファンの前でトークショーをした寺地は「(昨年よりも)人気は上がっているのかなと思う。いい試合をするって大事だとあらためて思った」と京口紘人、アンソニー・オラスクアガを下した2試合に手応えを感じた様子。「次は指名試合で相手がヘッキー・ブドラーと分かっているので、徐々にスパーをして、楽しんで練習してきたい」と8月か9月に行われる見込みの防衛戦を見据えた。

寺地と晝田はファンとの交流を楽しんだ

 6月13日に後楽園ホールでケーシー・モートン(米)と初防衛戦を控える晝田は4月12日から5月2日の日程で自身初のアメリカ合宿を敢行。マニー・ロブレス・トレーナーのジムでフィジカルからスパーリングまでトータルで練習を見てもらい「めちゃくちゃいい刺激をもらった」と収穫を感じて帰国した。

 パワーと技術のある選手に通用しない部分もあったというが、現地のトレーナーから「(次の防衛戦は)6ラウンドで終わらせられる」と太鼓判を押され、ファンの前で「6ラウンド以内に倒します」とKO宣言。トークショーが終わったあとは、6月13日のチケットを手売りするたくましい姿を見せた。

ミニマム級王者の重岡優大と銀次朗の兄弟はミットを持ってファンと交流
大橋ジムから参加した松本(左)と平岡
多くのファンが詰めかけた

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