明日27日（日本時間28日）英国で開催される世界タイトルマッチの計量が26日行われた。その一つ、北アイルランドのベルファストのSSEアリーナでゴングが鳴るIBFフェザー級戦は、V1戦に臨む王者ルイス・アルベルト・ロペス（メキシコ）が125.5ポンド（56.93キロ）、挑戦者マイケル・コンラン（アイルランド）が125.9ポンド（57.11キロ）を計測。リミットの126ポンドに合格した。

　英国でこれまで2勝とアウェーを苦にしないロペス（25勝15KO2敗＝29）が地元のコンラン（18勝9KO1敗）とどう渡り合うか？　IBFフェザー級1位には阿部麗也（KG大和）がランクされており、結果が気になるところだ。オッズは5-4ほどで若干コンラン優位と出ている。

　一方、マンチェスターで行われるWBAフェザー級戦は、初防衛戦に臨む予定だった王者マウリシオ・ララ（メキシコ）が129.8ポンド（58.88キロ）とリミット126ポンドを4ポンド近くもオーバーする失態。タイトルを手放すハメになった。挑戦者で前王者のリー・ウッド（英）は125.9ポンド（57.11キロ）で合格。ダイレクトリマッチはウッドが勝った場合のみタイトルが移動する。

　また、ボーンマスでゴングが鳴るWBOクルーザー級戦は、4度目の防衛戦となる王者ローレンス・オコリー（英）、挑戦者1位クリス・ビラム・スミス（英）とも199ポンド（90.26キロ）をマークしリミットの200ポンドをクリア。オッズは3-1でオコリー有利と出ている。Photo by Conlan Boxing