新王者・吉良大弥が出身地の大阪・門真市を表敬訪問

プロ5戦目でWBA世界L・フライ級王座に就いた吉良大弥(23=志成)が16日、出身地の大阪府門真市の市役所を表敬訪問、宮本一孝市長(56)にベルト獲得を報告した。

宮本市長にベルト獲得を報告した吉良

吉良は4歳からキックボクシングを始め、門真第二中学時代は京都市のフュチュールジムに通ってボクシングを練習。奈良県立王寺工高に進み、高見公明監督の指導で才能が開花。2年生で選抜大会優勝、3年生でインターハイ優勝。東京農大に進み、フェザー級で五輪を目指したが断念。大学を2年で中退して24年6月に志成ジムからS・フライ級で6回戦デビュー。1回KO勝ちで飾り、その後3連勝(2KO)をマークした。9月2日、横浜BUNTAIで元世界王者のカルロス・カニサレス(33=ベネズエラ)とWBA世界L・フライ級王座決定戦を戦い、7回に左フックを決めてTKO勝ち、田中恒成氏が持つ日本人男子最速の5戦目の世界王座奪取記録に並んだ。

午前10時、市役所に訪れた吉良は職員の拍手で迎えられ、「試合に勝った時はチャンピオンになった実感はなかったですが、このように多くの人に迎えられて、偉業を成し遂げたのだとの気持ちになりました」と笑顔であいさつ。宮本市長から「門真市からボクシングの世界王者誕生は初めてで、市内の子どもたちに夢を与えていただきました。これからチャンピオンの長い道のりをがんばって歩んでください」と激励を受けた。続いて市職員の腕自慢が繰り出すパンチをミットで受けた。

吉良は同じジムの大先輩・井岡一翔が目指す5階級王者が最終目標としており、「まずは3階級での4団体統一王者を狙っていきます」と力強く抱負を語った。次戦は年末に予定されており、門真市に帰っても毎朝ランニングを続けているそうで、26日には朝8時30分から母校の奈良県立王寺工高でベルト獲得を報告する予定だ。

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