元オリンピアンで高体連ボクシング専門部委員長等を歴任した中村司さんが4日朝、病気のため群馬県高崎市内の病院で亡くなった。
中村さんは東京都出身。プロジム(オギクボジム)でスタートし、関東大学リーグの強豪校中央大学に進学。80年にモスクワで開催されたオリンピックの日本代表も選ばれたが、旧ソ連のアフガニスタン侵攻に反発した西側諸国の一員として日本が米国らとともに五輪をボイコットしたため、中村さんは「幻の五輪代表」となった。
中大卒業後は群馬県の高校教師となり、82年の全日本社会人選手権L・フライ級で優勝するなどした。県内の安中高校、伊勢崎工業高校、高崎工業高校等に赴任し、群馬の高校ボクシングの強化に当たった。高体連ボクシング専門部の委員長を務めた。


