10.7ダブル世界戦 正規王座獲得目指す重岡兄弟にフィリピンから世界ランカーが援軍
2023年9月14日 18時41分
2023年9月14日 15時00分
あす15日、後楽園ホールで開催される東日本新人王準決勝の計量が14日、日本ボクシングコミッションで行われた。注目のミドル級は俳優で元“浪速のロッキー”赤井英和さんの長男、赤井英五郎(帝拳)が72.1キロ、水戸黄門の格さんでお馴染みの俳優、伊吹吾郎さんの孫、伊吹遼平(三迫)がリミットの72.5キロで合格した。
有名人を家族に持つということで注目される両者はともにトーナメント初戦をKO勝ちしており、赤井が「自分とタイプが似ていると思う」と話すように“売り”はそろってパワーだ。荒削りながら思い切り振り回す豪快ボクシングなだけに、KO決着必至との呼び声が高い。
特別な日を意識して髪をシルバーに染めた伊吹(1勝1KO)はデビュー戦でガス欠になったことを反省してスタミナ強化に取り組んだ。20秒ダッシュや800メートル走のランニング、ジムワークでも息が上がったところから追い込んでメンタル強化にもつなげた。
あすの試合に向けては「相手にパンチがあるのは分かっているので、距離があると一発もらってしまう可能性がある」と持ち味であるインファイトを貫く構え。勝利を手にした暁には祖父とともに水戸黄門の印籠を力強く突き出す予定だ。
赤井(2勝2KO2敗)は今年で新人王は3度目の挑戦。これまでは攻め急いでパンチをもらってしまうシーンが目についたが、最近は「自分の良さを出せるようになってきた」とディフェンスも向上し、少しずつ手応えをつかんでいるようだ。
攻撃面ではジャブの効果を実感しており、「左を多彩に使いたい。セットアップのジャブというよりパワージャブを先に当てたい」と意気込んだ。伊吹の体を見て「胸板が厚いのでフック系が強いのかなと思う。パワーに自信があると単発になりがちなので、そこに自分が対応できるかが課題」と試合を見据えた。
14、15日の東日本新人王準決勝の模様は後日、ボクシングレイズで配信される。
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