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気鋭プロモーターのハーン氏が執心 IBFウェルター級王者エニス獲得に乗り出す

2023年12月13日 13時59分

 マッチルーム・ボクシングを率いる気鋭のプロモーター、エディ・ハーン氏がIBFウェルター級王者ジャロン・エニス(米=写真)に契約を打診していることが判明した。ハーン氏自身が格闘技系のポッドキャスト番組で明かし、ボクシング専門サイトのボクシングシーンが伝えた。

photo/Ray Bailey

 エニス(31勝28KO無敗1無効試合=26)はウェルター級4団体統一王者だったテレンス・クロフォード(米)が彼との指名試合を見送ったことでIBFウェルター級暫定王者から正規王者に昇格した。エニスの試合を放送して来た「ショータイム」が今週土曜日16日のイベントを最後にボクシング中継から撤退することで去就が関心を集めている。

 エニスはアル・ヘイモン氏が創立し率いるPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)傘下で、以前ティモシー・ブラッドリーらを擁したキャメロン・ダンキン氏がプロモーターとされる。しかしハーン氏は「フリーエージェントだ」と番組で発言。PBCとの契約は正式なものではないと伝えるメディアもある。

 ハーン氏は「ジャロン・エニスとサインできれば我々は彼に仕事を提供できる。そして12ヵ月あればスーパースターを保証できる。私は彼のフィラデルフィアの自宅出向く必要がある。スターダムへのスタートになる。彼は誰にも勝てるからだ」と獲得へ向けた熱意を明かす。

他方でエニスの父でトレーナー兼マネジャーのボジー・エニス氏は積極的な発言を避けるものの、ショータイムの撤退でショータイム・スポーツ社長を退職するスティーブン・エスピノサ氏が新たにボクシング業界に参入する動きがあり、息子が同氏に従うのではないかともほのめかしている。

「彼はスタイルもパワーもスピードも兼ね備えた世界が待望するスペシャル・キッドだ」とハーン氏がほれ込むエニスの動向が注目される。

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