日本プロボクシング協会は26日、2024年のチャンピオンカーニバルの対戦カードを発表した。ミニマム級からミドル級までの13階級で、チャンピオンと最強挑戦者が対戦する。

　日付と会場が決まっていないカードもある中、三迫ジムは26日、4月9日の後楽園ホール「ダイヤモンドグローブ」では注目のダブルタイトルマッチを開催すると発表した。

メインでS･ライト級王者の藤田炎村（三迫）が李健太（帝拳）の挑戦を受ける。リクルート社員という異色の肩書きを持ち、その強打で3度目の防衛戦を迎える藤田は会社を辞めてさらに高みを目指す。サウスポーの李はアマチュア時代に高校6冠、日本記録の62連勝をマーク。プロでも6戦無敗（2KO1分）で初のタイトルマッチに挑む。

セミの日本ライト級タイトルマッチは、王者の仲里周磨（オキナワ）がV2戦で実力者、元東洋太平洋S･フェザー級王者の三代大訓（横浜光）と激突する。両者は17年10月に対戦し、ダウンを奪い合って三代が判定勝ち。6年半ぶりのリマッチに注目が集まる。

　チャンピオンカーニバルの対戦カードと現時点で判明しているスケジュールは以下の通り。

■第44回チャンピオンカーニバル
◇ミニマム級（3.8後楽園ホール）
王者 高田勇仁（ライオンズ）×挑戦者 伊佐春輔（川崎新田）

◇L･フライ級
王者 川満俊輝（三迫）×挑戦者 安藤教祐（KG大和）

◇フライ級
王者 飯村樹輝弥（角海老宝石）×挑戦者 井上夕雅（真正）

◇S･フライ級（4月後楽園ホール予定）
王者 高山涼深（ワタナベ）×挑戦者 古谷昭男（六島）

◇バンタム級（4.2後楽園ホール）
1位 富施郁哉（ワタナベ）×2位 杉本太一（勝輝）

◇S･バンタム級
王者 下町俊貴（グリーンツダ）×挑戦者 デカナルド闘凜生（六島）

◇フェザー級（4.22後楽園ホール）
王者 松本圭佑（大橋）×挑戦者 前田稔輝（グリーンツダ）

◇S･フェザー級（4.20エディオンアリーナ大阪）
王者 原優奈（真正）×挑戦者 奈良井翼（RK蒲田）

◇ライト級（4.9後楽園ホール）
王者 仲里周磨（オキナワ）×挑戦者 三代大訓（横浜光）

◇S･ライト級（4.9後楽園ホール）
王者 藤田炎村（三迫）×挑戦者 李健太（帝拳）

◇ウェルター級
王者 坂井祥紀（横浜光）×挑戦者 豊嶋亮太（帝拳）

◇S･ウェルター級（2.13後楽園ホール）
王者 出田裕一（三迫）×挑戦者 小林柾貴（角海老宝石）

◇ミドル級
王者 国本陸（六島）×挑戦者 可兒栄樹（T&T）