豪州ブリスベンで８日に行われたＷＢＡインターナショナルヘビー級王座決定戦10回戦は、ソニー・ビル・ウィリアムズ（ニュージーランド）がフランソワ・ボタ（南アフリカ）を３－０（97-91×２、98-94）の判定で下した。44歳のボタは４連敗。

　ウィリアムズはラグビーのスター選手で、昨年のラグビーＷ杯はニュージーランド代表としてチームの優勝に貢献した。今季は日本のパナソニックに所属しトップリーグでプレー。藤本京太郎（角海老宝石）の試合を後楽園ホールで観戦したこともある。

　ボクシングはわずか６戦目というウィリアムズだが、オールドネームのボタを相手にアウトボクシングを展開しての勝利。通算戦績を６勝（３ＫＯ）とした。今後もラグビーの合間を縫ってボクシングに参戦する見込みだ。