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S・ライト級トップの一角、元統一王者ラミレス 移籍初陣で古豪に判定勝ち

2024年4月28日 17時41分

 米カリフォルニア州フレズノのセーブマート・アリーナでゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)が27日(日本時間28日)イベントを開催。メインの12回戦で元WBC&WBO統一S・ライト級王者ホセ・ラミレス(米)が元IBF・S・フェザー級&ライト級王者ランセス・バルテレミー(キューバ)に3-0判定勝ちを収めた。

ラミレス(左)は世界王座返り咲きに前進

 会場のアリーナに8度目の登場となるラミレス(31)が左レバー打ち、同アッパーで仕掛けてリード。元王者ボーンズ・アダムスがコーナーに就いたバルテレミー(38)は3回、サウスポースタイルから左強打で反撃。ダメージを負ったラミレスがバランスを崩してスリップダウンするとキューバ人は左右で加撃。ジャック・レイス主審は注意のみでバルテレミーに減点は科さなかった。

 その後、回復したラミレスがじりじりと圧力をかけながらペースを奪回。バルテレミーはコーナー、ロープを背にする場面が多く、ラミレスの執拗なボディー攻撃を耐え抜く展開を強いられる。それでもバルテレミーは時おり放つ左スウィング、右フックに威力が感じられ、ラミレスも気が抜けない。

 とはいえ地元ファンの声援を背に受けるラミレスは後半もプレスを弱めずチャージ。11回終了間際、畳みかけ顔面が腫れたバルテレミーをストップ寸前に追い込む。最終回開始前、ドクターチェックが入ったバルテレミーだが続行され、終了ゴングを聞いた。

 スコアカードは119-109×2に118-110と大差で13ヵ月ぶりのリングだったラミレスを支持。GBP移籍第1戦を飾ったラミレスは29勝18KO1敗。オスカー・デラホーヤ氏は「1試合はさんで世界王座に挑戦させたい」とバックアップを約束した。バルテレミーは30勝15KO3敗1分。Photos by Golden Boy / Cris Esqueda*

ラミレス(左)は世界王座返り咲きに前進
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