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ネリ500gアンダーで合格 統一王者の井上尚弥は臨戦態勢 あす東京ドーム決戦ゴング

2024年5月5日 13時50分

 あす6日、東京ドームで開催される「Prime Video Presents Live Boxing 8」の計量が5日、東京ドームホテルで行われた。メインのS・バンタム級4団体統一戦は、王者の井上尚弥(大橋)が55.2キロ、挑戦者のルイス・ネリ(メキシコ)が54.8キロでリミットの55.3キロをクリアした。

いよいよあす激突!

 ネリは2018年3月、両国国技館で行われた山中慎介とのWBCバンタム級タイトルマッチで計量に失格しているだけに、はかりに乗るときは緊張感が漂ったが、無事に一発で合格。メキシコ陣営から大きな拍手と歓声が上がった。ちなみにネリの54.8キロは、1階級下の山中戦の計量より100g軽かった。

 計量後は井上とネリがフェイスオフ。この日、、井上とネリが握手を交わすことはなく、両選手からひしひしと殺気が伝わってきた。

 計量後は井上のみが取材に応じ、「いつも通りバッチリ。この時点で駆け引きは始まっている」と話し始めると、500gアンダーについては、「どうなんですかね。余裕はあるんじゃないですか。しっかり準備してきたと思う」と語った。

 試合が成立したことを問われると、「ネリも過去最高のファイトマネーでしょうから、しっかりやってくるでしょ」と計量合格は当然との見方を示した。

 井上は昨年7月、スティーブン・フルトン(米)を下してS・バンタム級WBC&WBO王座を獲得。12月に2団体王者マーロン・タパレス(フィリピン)を下し、バンタム級に続いて4団体統一に成功した。26勝23KO。

 元WBCバンタム級、WBC・S・バンタム級王者のネリは21年5月、ブランドン・フィゲロア(米)との2団体統一戦に敗れてS・バンタム級王座陥落。昨年2月、アザト・ホバニシャン(アルメニア)との挑戦者決定戦を制し、井上戦にコマを進めた。35勝27KO1敗。

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