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S・フェザー級世界3位の力石政法 大橋ジムに移籍「最高の環境で世界チャンピオンになる」

2024年7月2日 18時37分

 S・フェザー級で世界を狙う力石政法が2日付けで名古屋のLUSH緑ジムか横浜の大橋ジムに移籍した。同日、力石と大橋秀行会長が横浜市内のジムで記者会見を開いて発表した。

会見した力石と大橋会長

 強打の万能型サウスポー力石は今年3月、イタリアでWBC・S・シルバー王座を獲得してWBC3位にランクされる。この試合以降、今後のことを考えてこれまで契約していた3150FIGHTとの契約を解除、緑ジムの松尾敏郎会長との話し合いで自分の信じる道を歩むように諭されると、井上尚弥を筆頭に3人の世界王者を擁する大橋ジムを選択した。

 会見した力石は「世界戦が難しい階級でチャンスは一度しかないと思っている。大橋ジムに移籍することが最高の選択だと思えた。松尾会長と大橋会長に恩返しするためにも世界チャンピオンになります」とあいさつした。

 力石の熱い意気込みを感じ、移籍を快く受け入れた大橋会長が「2度でも3度でもチャンスを作る」と話すと、力石は「ありがたいですけど次があるからという気持ちではやらない。一発で獲る」と世界タイトル奪取に意欲を見せた。チャンスがあれば4団体どの王者にも挑戦するつもりだ。力石の世界ランキングはWBCとIBFが3位、WBO7位。

 今後は引っ越しをせず、試合が決まれば横浜に来て大橋ジムでトレーニングをする。担当は岡田誠一トレーナーで、ほかに鈴木康弘、八重樫東の両トレーナーもバックアップする。オフな名古屋に戻り、これまで通り緑ジムでトレーニングをする予定だ。

 力石は「マッチメークについて言える身分じゃないけど、前回の試合が良くなかったので、できればもう1試合はさんで世界戦というのが理想。もし決まればすぐにでもやる」と希望した。大橋会長は10月に1試合して、今年中か来年に世界戦ができればベスト」と今後を見通した。

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