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フライ級進出の寺地拳四朗「緑色のベルトを獲ります」WBC王座ターゲット

2024年7月31日 7時54分

 WBA&WBC世界L・フライ級王座を今月15日に返上してフライ級で戦うことを表明した寺地拳四朗(32=BMB)が30日、京都市内のホテルで開かれた後援会総会・懇親会に出席、「緑色のベルトを獲ります」とWBC世界フライ級に2階級王者の照準を合わせていることを明らかにした。

安道後援会長から激励金を受けた寺地

 WBCのフライ級は王者が空位、1位がクリストファー・ロサレス(29=ニカラグア)。ロサレスは18年4月に王者、比嘉大吾(白井・具志堅)に挑戦、比嘉が前日計量失格で王座はく奪された戦いで、9回TKO勝ちしている。その後、王座は失っているが、返り咲きをうかがう長身のスイッチファイター。戦績は37勝22KO6敗。

 総会で後援会長の安道光二・ワタキュウセイモア会長が「寺地選手が新たな目標に向かって動き出した。みんなで支えていきましょう」と後援会の結束を呼びかけ、寺地に激励金を送った。寺地は「フライ級でも王者になり、4団体制覇を狙います」と力強く宣言した。

 寺地は1月の防衛戦で右手拳を痛めたが、手術して5月から動き始め、現在はスパーリングもこなしている。この2試合、相手のパンチを受けたことの反省からディフェンスに重点を置き、打ち疲れないことを目標にしているという。「フライ級での統一も時間がかかると思う。とにかくディフェンスを鍛えて、お客さんにヒヤヒヤさせない試合をしていきます」とニュー拳四朗誕生を誓った。

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