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大畑俊平が郷里静岡で復帰戦飾る 大橋蓮はまたも強打爆発

2024年8月5日 8時01分

 駿河男児ジム主催の「Desafio11」が4日、静岡県富士市のふじさんめっせ産業交流展示場で開催された。メインのS・フェザー級8回戦では、アマからプロ転向して4戦目の大畑俊平(駿河男児)がフィリピンの新鋭ロベック・カブロイに4回TKO勝ちをマーク。前戦で渡邊海の日本ユース王座に挑んで初黒星(0-2判定)を喫したが、この日はうまく攻撃を組み立てて復帰戦を飾った。

カブロイを猛攻する大畑㊧

 東洋大学で全日本大学王座獲得に貢献した大畑は、立ち上がり、サウスポーのカブロイに対し得意のジャブ、ワンツーを頻繁に繰り出してアウトボクシングをした。しかしカブロイが強い圧力をかけて肉薄してくると、積極的に手を出す作戦に変更。2回にはほぼカブロイをープ釘付けにして連打、連打。比国人も時折応戦して抵抗したが、徐々に手が出なくなり、3回はほぼ大畑が打ちまくった。

 4回も大畑が圧倒。カブロイの手が出なくなったところで主審が両者を分け、ストップを宣告した。これで大畑のプロ戦績は3勝2KO1敗。駿河男児ジムは恒例の地元興行に木村蓮太朗らジムの主力の出場の準備が整わず、若手ながらメインに抜擢された大畑は、大役を快勝でしめホッとしていた。

デビュー2連続KO勝利の大橋

 この日のフェザー級6回戦ではアマチュアの元全日本王者・大橋蓮(大橋)が登場。プロ2戦目に臨み、タイのウィラポン・ケトゥナロングに3回KO勝ち。アマ時代からハードヒッターとして知られるサウスポー大橋は、この日も売り物の強打をいかんなく発揮した。2回に左でダウンを奪うと、3回は左アッパーを突き上げてタイ選手を倒した。主審は立ち上がったウィラポンがしっかり試合続行の意思表示をしないため、そのまま10カウントを数えた。

 大橋はこれでプロで2勝2KO。「デビュー戦の相手より強かった」とホープはケロリとした顔。静岡のファンの前で「世界チャンピオンを目指す」と宣言していた。

 この日は他に8回戦が2試合あり、地元期待のS・バンタム級ホープ植松卓美(駿河男児)はビジターの鳥井士恩(角海老宝石)にダウンを奪いながら0-3判定負け。またS・フライ級の齋藤哲平(M.T)は東泰成(TOUGH BOY)に3-0判定勝ち。

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