■1月29日（火）後楽園ホール　試合開始17:50
ＤＡＮＧＡＮ65
◇バンタム級６回戦
久保賢司（角海老宝石）×レイ・ミグリノ（比）

◇Ｓ・フェザー級８回戦
杉崎由夜（角海老宝石＝SFe③）×泉圭依知（18鴻巣＝SFe⑦）　ほか

　元キック世界王者の久保が登場。昨年11月のデビュー戦では、ノルディー・マナカネに判定勝ちした。多少荒っぽくもいきのいい攻撃的なボクシングが久保の売りだ。今回の試合は、２回までにＫＯすれば30万円、４回までなら20万円、６回までなら10万円が贈られるＫＯ賞金マッチ。「お客さんが喜ぶ面白い試合をしたい」という久保は、徹底してＫＯを狙いにいくだろう。

　杉崎と泉のランカー対決も興味深い。杉崎は抜群の瞬発力と一瞬のスピードに恵まれながら、最近は勝ったり負けたりを繰り返している。今回は昨年７月、松崎博保（協栄）に敗れて以来の再起戦となる。一方の泉は昨年９月、元日本王者の梅津宏治（ワタナベ）を下してランクイン。踏ん張りどころの杉崎と調子を上げている泉が激突する。

■1月30日（水）後楽園ホール　試合開始18:00
第80回フレッシュボーイ　オール４回戦

■1月31日（木）後楽園ホール　試合開始18:15
ゴールデンチャイルドボクシングvol.103
◇Ｓ・バンタム級６回戦
高橋秀治（宮田）×ナンド・バイラリン（パナマ）　ほか

■2月2日（土）後楽園ホール　試合開始17:45
第510回ダイナミックグローブ
◇150ポンド契約10回戦　亀海喜寛（帝拳＝ＷＢＣ・ＳＬ⑥）×ホセ・アルベルト・レアル（メキシコ）

◇ミドル級10回戦　中川大資（帝拳＝ＳＷ③）×下川原雄大（角海老宝石＝Ｍ③）　ほか

　中量級で世界を目指す亀海は、昨年10月、米国でホルヘ・シルバ（メキシコ）と引き分けた。連勝は23で止まったが、試合内容とその技巧は現地のメディアから称賛を受けた。対戦相手のレアルは戦績（８勝４ＫＯ４敗）だけみれば格下。米国で厳しい試合を経験してたくましくなった姿をファンに見せたいところだ。

　昨年６月、日本Ｓ・ウェルター級王座から陥落した中川がミドル級にクラスを上げて再起する。減量苦から解放され、本来の攻撃的なボクシングがミドル級で通用するか。アウトボクシングを得意とする下川原はスピードとジャブに光るものがあるが、勝負どころで星を落とし、日本タイトル挑戦にはなかなか手が届かない。両者にとって今後のキャリアを左右する大事な一戦となるだろう。