March
15
Saturday

ボクシングニュース | ボクシングビート編集部制作

share

8°C Rain
Tokyo

Home > Match Information > アマ世界選手権金メダリストの坪井智也、上々のプロ第1戦 ブーンルエンを2回でフィニッシュ

アマ世界選手権金メダリストの坪井智也、上々のプロ第1戦 ブーンルエンを2回でフィニッシュ

2025年3月13日 18時49分

 アマチュア世界選手権(2021年ベオグラード大会、バンタム級)で日本初の金メダリストに輝いた坪井智也(帝拳)が13日、東京・両国国技館でプロデビュー。117ポンド契約8回戦でWBOアジアパシフィック・バンタム級2位のブーンルエン・ファヨン(タイ)を2回2分34秒TKOに下した。

2回TKOでプロデビューを果たした坪井

 軽いステップを刻みながらいきなり5連打を見せ、左から右へのつなぎも速い坪井。2回、左ボディーを効かせて左フックで最初のダウンを奪うと、コーナーに詰めて怒涛の8連打でふたたび倒し、レフェリーストップに持ち込んだ。

「日本でこんなにたくさんの人の前で試合をするのは初めてなので、楽しんでできた」と笑顔の坪井。「僕に足りない、パンチをしっかり打ちこむことをできた」と試合を振り返り、「できるだけ早く世界に行きたいけれど、一戦一戦しっかり勝って足元を固めていきたい」と抱負を語った。

 試合後の会見でも坪井は「この先を見据えて8ラウンドで何ができるのかを確認したかった」と言ったが、こればかりは仕方がない。チャンスメイクしてからミスせずにフィニッシュに持ち込み、上々のプロ転向初戦だったろう。

 いいところなく敗れたブーンルエンは14勝14KO4敗。

Related article
関連記事
モバイルバージョンを終了