５月４日（日本時間５日）にラスベガスのＴ－モバイル・アリーナで初の海外戦に臨むＯＰＢＦフェザー級チャンピオンの中野幹士（帝拳）が25日に日本を発った。ＩＢＦ８位でもある中野は元ＷＢＯ北米王者のペドロ・マルケス（プエルトリコ）と10回戦で対戦する。

　中野（12勝11ＫＯ）の相手のマルケス（30歳）は16勝10ＫＯ１敗のオーソドックス型。同門の浦川大将や宮田彪我らと実戦練習を続けてきた中野は「試合のイメージ、対策もいいものが出来上がっていますが、当日相手がどう出てくるかわからないので、あまり固めすぎずに行きたい」とコメントしている。

　当日はメインで井上尚弥（大橋）がラモン・カルデナス（米）の挑戦を受ける世界Ｓ・バンタム級戦、また王者ラファエル・エスピノサ（メキシコ）のＷＢＯフェザー級防衛戦などが行われる。試合はプライムビデオで独占ライブ配信される。