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井上尚弥「ワクワク」ラスベガスでグランド・アライバル カルデナスとの防衛戦対決ムード高揚

2025年5月2日 20時59分

 ファイトウィークがスタートした。4年ぶりに米国リングに立つS・バンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)が現地時間1日、試合地ラスベガスでファンの前に登場。5月4日T-モバイル・アリーナで行われるラモン・カルデナス(米)との防衛戦に向け、対戦ムードを盛り上げた。Photos/Naoki Fukuda

ESPNのインタビューに応じる井上(右は女子王者のメイヤー)

 「グランド・アライバル」(主役たちの到着)と呼ばれるイベントはMGMグランドホテルのロビーで開催された。中央に設置されたリングに上がりファンに迎えられた井上は、試合を米国へ中継するESPNのインタビューに応じた。

 「ここに4年ぶりに戻って試合ができることにワクワクしている。ラスベガスで求められること十分に承知しているので期待通りのボクシングをお見せしたい。カルデナスは全体的にまとまっている選手。左フックに一発の威力を持っているので一瞬の油断に気をつけたい」と語った。

 インタビュアーのクリスティナ・ポンチャーさんから「あなたが一番印象的だった試合に挙げたスティーブン・フルトンとカルデナスはヘアスタイルが似てますね」と指摘され「そう言えばそうですね」と苦笑する場面があった。

上半身裸でミット打ちのカルデナス

 一方、先に登場したカルデナスはリングでシャドーボクシングとジョエル・ディアス・トレーナーを相手にミット打ちを行った。「コーチたちは自分を信用している。正味36分、全力でぶつかる。ミステイクは許されない」と決意を明かした。

 セミファイナルに出場するWBOフェザー級王者ラファエル・エスピノサ(メキシコ)も3度目の防衛戦を前にシャドーボクシングと帝拳ジムの田中繊大トレーナーとのミット打ちを披露。イベントがメキシコの戦勝記念日「シンコ・デ・マヨ」にちなんで開催されることから主役の座を奪う意気込みを感じさせた。相手のエドワード・バスケス(米)もメキシコ系。こちらもミット打ちを披露した。

エスピノサ㊨とミットを持つのは田中トレーナー
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