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日本4位・比連﨑爽晏楽が判定勝ち ディオコスをフィニッシュはならず

2025年5月9日 8時11分

 8日後楽園ホールで日本S・フライ級4位の比連﨑爽晏楽(川島)が比国同級ランカーのディオネル・ディオコス(比)に8回3-0の判定勝ち。「UNTOUCHABLE FIGHT39」のメインイベントを飾った。

ディオコスを攻める比連﨑㊨

 短躯のディオコスを相手に、長身の比連﨑が左を突いて前に出る。そしてディオコスが振ってくると、同じだけバックステップして距離を保つ。

 しかし3回、ディオコスの左フックで比連﨑がダウンを喫するハプニング。「足が滑った」ところだったが、「上体が浮いちゃったからですね」と反省。

 それでも比連﨑は、前後ステップで距離を調整しながら圧をかけて攻めの姿勢を崩さず。左を伸ばして右アッパー、左ボディーを打ち込んだ。

 やる気のディオコスも戦意を失わず、ロープに追われても、その度に頭を寄せて比連﨑の詰めを寸断し、大きくスイングする。比連﨑も「最後まで一発狙っているのがわかって、アグレッシブに行けなかった」と悔しがった。採点は、78−73が2者と77−74。

 戦績を12勝1KO2敗と伸ばした比連﨑。川島郭志会長からは、「すぐ下がって打つ。ブロックして打つ。そこ(の間)を早くすれば倒せる」「今日は勝ち方が見たかった」などの指摘も受けたが、「厳しいことを言うけど(タイトルマッチまで)あと少しなんで」と、近づく王座挑戦へ向け、期待の言葉もかけられた。敗れたディオコスは、18勝4KO9敗3分。

◆60.0kg契約4回戦
星野源(花形)[TKO1R1分4秒]有泉正貴(調布三迫)

◆51.6kg契約4回戦
越前屋亮(湘南山神)[判定(3-0)40-35,39-36×2]松浦諒太(川島)

◆50.0kg契約4回戦
澤田翔瑠(極東)[TKO4R3分]山下大輔(レイスポーツ)

◆ライト級4回戦(東日本新人王予選)
中野凌太(神奈川渥美)[TKO1R2分50秒]望月綾人(伴流)

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