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18ヵ月ぶりのチャーロ兄、ラマンナを3度倒しストップ勝ち S・ミドル級で3階級制覇目指す

2025年6月1日 14時03分

 元WBCミドル級チャンピオンで2階級制覇王者のジャモール・チャーロ(米)が31日(日本時間1日)ラスベガスのマンダレイ・リゾート内のミケロブウルトラ・アリーナでPBC(プレミア・ボクシング・チャンピオンズ)が開催したダブルヘッダーに出場。S・ミドル級10回戦で同級WBA11位トーマス・ラマンナ(米)に6回開始TKO勝ちを飾った。

無敗をキープしているチャーロ兄 photo/Ryan Hafey(PBC)

 18ヵ月ぶりのリングとなったチャーロは、それ以前も2年半に及ぶブランク。気がつけば35歳となっている。対する“コンフレーク”のニックネームを持つラマンナは、エリスランディ・ララとのWBAミドル級王座決定戦で初回KO負けした後、9連勝中だった。

 初回からチャーロの左ジャブでラマンナが鼻血を流した。早くも実力差を披露したチャーロは3回、右でラマンナを前のめりに倒す。左目をカットしたラマンナは気迫で立ち向かうが4回にも左を食らってバランスを崩す。これはラウンド終了後のビデオ検証で、ヒザを着いたとして2度目のノックダウンをカウントされた。続く5回もチャーロの右ストレートで倒れたラマンナは右目尻もカット。インタバルでドクターストップがかかった。

 双子の弟、元S・ウェルター級4団体統一王者ジャーメル・チャーロの祝福を受けたチャーロは19年12月以来のストップ勝ち。空位だったWBA米大陸S・ミドル級王座に就いた。今後はS・ミドル級で3階級制覇を目指すと語っている。34勝23KO無敗。ラマンナは39勝18KO6敗1分。

 同じリングでWBAミドル級1位ヨエンリ・エルナンデス(キューバ)が昨年、ホープの一人イライジャ・ガルシアに判定勝ちして浮上したケイロン・デイビス(米=IBF9位)を2回に倒して3-0判定勝ち。初めてフルラウンド戦ったエルナンデスは8勝7KO無敗。

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