IBFバンタム級3位につける岩佐亮佑（セレス）が挑む予定だったIBF世界バンタム級挑戦者決定戦（2.17東京･後楽園ホール）は対戦相手の同級5位セルジオ・ペラレス（米）のけがにより中止となった。岩佐は同日、リカルド・ロア（比）とノンタイトル戦を行う。

　セレスジムに入った連絡によると、ペラレスは練習中にヒザを痛め、診断の結果、試合はできないと判断された。急きょ他のランカーにオファーを出したものの、ペラレスの出場辞退が決まったのが今月5日とあっては、代役を見つけるまでに時間がなかった。

　小林会長は「今回の岩佐は調整もうまくいっていただけに残念。ただ、だれよりも中止を残念だと思っているのは本人で、それでも次のノンタイトル戦をしっかりがんばると気持ちを切り替えている。挑戦者決定戦はこれで中止だが、何とかIBF王者ランディ・カバジェロ（米）に挑戦させたい」と話した。日テレG+の生放送は予定通り行われる。