「Prime Video Boxing13」（８日・有明コロシアム）で那須川天心（帝拳）と対戦するＷＢＡバンタム級６位のビクトル・サンティリャン（ドミニカ共）が３日、都内の帝拳ジムで報道陣の質問に答えた。

　22時間かけて来日したサンティリャンだが、体調は「エクセレント」とのこと。黒のサングラスをかけて会見に応じた。

　サンティリャン（14勝５ＫＯ１敗）は石田匠とのＷＢＡ挑戦者決定戦以来２年ぶりの来日。スプリット判定の接戦だった石田戦は「負けていない」と言い張り、今回は明白な勝利をつかむと静かに闘志を燃やす。

　那須川に対する印象は「いい選手でパワフル」と具体的に語らず。もっともサウスポー同士の試合をやりづらいとは感じていない様子だった。というのも、アマチュアで200勝25敗（自己申告）のキャリアを誇るサンティリャンは対サウスポーの試合経験も豊富だからだ。

　29歳のベテランがこの日メディアに披露したのはシャドー１ラウンドだけだった。