全勝対決は駒澤大が法大破り連覇に向け前進 関東大学リーグ戦
2025年6月15日 14時53分
2025年6月15日 14時44分
現地時間14日、アルゼンチンのブエノスアイレスのカジノ・ブエノスアイレスにてWBAバンタム級暫定王座決定戦が行われ、同級5位のノニト・ドネア(フィリピン/117.9ポンド)と同級8位、アンドレス・カンポス(チリ/118ポンド)が対戦。結果は9ラウンド負傷判定でドネアが勝利した。スコアは88-83に87-84が2者の3-0。
元世界5階級制覇と過去の実績は素晴らしいものの現在2連敗中、しかも今回の試合が23ヵ月ぶりという42歳のドネアは、ノーランクからいきなり5位へ。そして28歳のカンポスも主戦場はフライ級ながら最新WBAランキングで突如8位にランクインした。摩訶不思議なWBAランキングのおかげで実現したような暫定王座決定戦だった。
初回、上背で劣るカンポスは中に入ろうと出入りを見せ、ドネアはサウスポースタンスから落ち着いた戦いぶりを見せるものの、偶然のバッティングでルイス・パボン主審(プエルトリコ)が休憩タイムを取るシーンも。2ラウンドのドネアはバッティングを嫌ったかオーソドックス・スタンスでスタートし、肩越しの右でカンポスの足をバタつかせてパワーパンチで追撃。ダウンを拒否し頑張るカンポスだったがドネアの右をたびたび食ってダメージを蓄積する。
早い決着を予感させた試合だが、ここでドネアはブランクと年齢の影響かペースダウン。ジャブでポイントを積み重ねるもヤマ場はつくれず、盛り上がりのないラウンドが続いた。中盤、カンポスもコンパクトなパンチで反撃を試みるが、逆転打を浴びせることはできない。
ドネアのフルマークと見える中で迎えた9ラウンド、ドネアが偶然のバッティングによる右眉尻からの出血をレフェリーにアピールしてタイムがかかる。視界の妨げにはなっていないようにも思えるが、しきりに痛がるドネアはドクターチェックを要請し、レフェリーも続行不可として試合終了。
42歳のドネアはWBA5人目の現役暫定王者に。これでWBAバンタム級は休養王者堤聖也(角海老宝石)、正規王者アントニオ・バルガス(米)に続く3人の「王者」を抱える事態となった。ドネアは43勝28KO8敗。ビッグマネーファイトを模索するドネアとしては今後、日本での試合交渉を進めたいところだろう。一方、約2年前に当時のIBFフライ級王者、サニー・エドワーズ(英)に挑戦し判定負けを喫しているカンポスは17勝6KO3敗1分。
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