「U-NEXT BOXING3」(30日・横浜BUNTAI)でWBA世界バンタム級王座に挑む比嘉大吾(志成)が17日、都内のジムで公開練習を行った。

武居由樹(大橋)、堤聖也(角海老宝石)戦に続き今度はアントニオ・バルガス(米)のベルトに挑むことになった比嘉。3度目のバンタム級王座挑戦に「光栄です」と言い、決戦の日に向けて仕上げにかかっている。
比嘉と引き分けた堤が目の手術で休養王者にシフトされたのを受けて、暫定王者から正規王者に昇格したのがバルガス。元五輪選手(リオ五輪代表)だが、攻撃力が売りのチャンピオンにはディフェンス面に隙もある。
バルガスに対し比嘉は「ガードして結構振ってくるので、自分の距離をしっかりと取って戦いたい」と語る。比嘉は押しの強いファイトが印象強いが、左ジャブを駆使したボクシングスキルも備えている。攻め時、守り時を見誤らず、勝利のために試合を進めるつもりだ。

ここまで約120ラウンド積み重ねたスパーリングでは、6ラウンド×3セットの「18ラウンド・スパー」(野木丈司トレーナー)もこなしている。各セットの間に10分間のインターバルをとって回復を図り、質の高いスパーリングに連続性を持たせるのが狙いという。野木トレーナーは前の世界戦2試合よりも「一番精神状態がいい」と証言するから本番が楽しみだ。残り2週間をきり、当日を見据えたピーキングも順調だという。
この日はドラムミット打ちなどのほか、吉良大弥との軽めの実戦練習を1ラウンドこなした。比嘉はほぼ左一本で、すばやいジャブを飛ばしていた。


