WBA世界Sフライ級戦の計量が29日、大阪市内のホテルで行われ、チャンピオン名城信男(六島)と指名挑戦者ウーゴ・カサレス(メキシコ)ともに一発で合格。名城はリミットの52.1キロ、減量苦が噂されたカサレスは51.7キロと400グラムのアンダーだった。柚木コミッションドクターによると、両者とも体調に問題はない。
「ほぼ満点です」。名城は順調な仕上がりに胸を張った。カサレスについて「そんなにゴツゴツとしていないし。腹周りが少しポチャッとしてる」と印象を語り「俺のほうが体脂肪が低いでしょう」と笑って付け加えた。
またセミ54キロ契約8回戦に出場する安田幹男(日本バンタム級11位=六島)も計量をパス。相手の元世界王者メッグン・シンスラット(現WBC世界バンタム級15位=タイ)は2度目でクリアした。