ジム創立30周年を迎え、新チャンピオン(WBOアジアパシフィック・フライ級)長尾朋範が誕生したフラッシュ赤羽ジム(東京・赤羽)が23日夕都内のホテルに約250人が参加してふたつの慶事を記念する祝賀パーティーを開いた。浜田剛史、具志堅用高、小林昭司(セレス小林)、川島郭志らの元世界チャンピオンも駆けつけた。

川島勝会長(70歳)は日本最古のジム、東京拳闘会の選手、トレーナーを務めた後、40歳で独立してジムを開いた。30年の間に日本王者2人、東洋王者3人の計5人のチャンピオンを育てた。川島会長は「光る者の裏にはそれを光らせる者がいる」と持論を展開しながら、後援者やスタッフに感謝の意をあらわし、「皆様から頂いた光をいかに大きくさせるか、長く光らせるかは私たちの努力」と、決意を新たにしていた。
この日はボクシング界だけでなく、政治・芸能・スポーツ界からも多くの関係者が祝福に駆け付けた。旧皇族の梨本宮となった旧神林隆夫・元神林ジム会長が主賓として挨拶に立ち、30年間ボクシングジムを経営し、世界戦プロモーターを務めた思い出話を語った。また元プロ野球投手で政治家としても活躍した江本孟紀さんが乾杯の音頭をとり、「ノックアウトは好きじゃない。(プロ野球で)勝ち星が113回ありますが、私がKOされた数が126回、これはナンバーワンではないかと思います」と語り場内の笑いを誘っていた。
長尾は4月の決定戦で相手の脱臼という不運が自らは幸運に繋がり初のベルトを手にしたが、「もう少し上を目指して頑張ります」と決意表明。9月の初防衛戦では4位の村上勝也(名古屋大橋)と対戦する。


