現地時間1日、ベネズエラ・カラカスのエル・ポリエドロにてWBC世界ライトフライ級タイトルマッチが行われ、チャンピオンのパンヤ・CPフレッシュマート(本名:パンヤ・プラダブスリ/タイ/107.8ポンド)が同級1位のカルロス・カニサレス(ベネズエラ/107.5ポンド)に5ラウンド逆転のKO負け。チャンピオンが交代した。

昨年12月にパンヤの地元、タイのバンコクで拳を交えた両者は、パンヤが12回判定勝利(2対0)をおさめたもののカニサレスの勝利を推す声は大きく、WBCも試合直後にダイレクトリマッチを指示するなど後味の悪い結末だった。つまり今回はその決着戦だ。
初戦と異なり大歓声が後押しするカニサレスがスタートから積極的に前進。パンヤも慎重な立ち上がりを見せたが、カニサレスはまるで初回で決めるかのようにガンガン攻め込んだ。パンヤをロープに押し込んでは左右フックを叩き込むなどし、ハッキリとポイントを挙げた。
2ラウンド、ペースを渡すまいとパンヤも前進して手を出す。しかしパワーで勝るカニサレスは退がらず、3ラウンドも取った。ところが、好スタートの半面オーバーペースも気になり始めたカニサレスは4ラウンド開始早々、パンヤの右ストレートをアゴに好打されてロープにもたれるようにダウン。アブディエリ・バラガン(パナマ)レフェリーがカウント8を数えた。
ラウンド終了後の途中採点はジャッジ3者とも38-37でカニサレス優勢とコールされ、会場はさらにヒートアップ。カニサレスは5ラウンドも前進すると王者をコーナーに詰め、左ボディーフックを打ち込み、さらに右ボディーストレート。座り込んだパンヤはそのまま10カウントを聞いた。
元WBA同級王者の32歳、カニサレスは28勝20KO3敗1分。団体は異なるが王座返り咲きを果たした。一方、34歳の元WBCミニマム級王者、パンヤは44勝27KO3敗。初防衛に失敗した。


