戸高秀樹ジム主催の「ザ・グレイテストボクシング」50回目の興行が1日夜後楽園ホールで行われ、メインのウェルター級8回戦では日本同級6位の湯場海樹(YUVAX)がトゥルウアン(中国)に3-0判定勝ちを飾った。

「相手が意外に強く、倒せませんでしたが、負けたら終わりなんで、勘弁してください」。リング上の勝利者インタビューで湯場はこう言ってファンに謝った。2連敗してあとがなかった湯場はこれが9ヵ月ぶりのリング。
試合はファイターのトゥが初回から大振りのパンチを放ってプレスをかけてきたが、長身サウスポーの湯場はこれをかわしながらジャブ、左ストレートをヒットして主導権を握る。この回後半には左をタイミングよく決めてふらつかせた。
その後も湯場はペースを維持し、4回も打ち終わりに左ストレートを決めて効かせたが、深追いはせず。打たれて決して強くない湯場は、ドゥのラフな攻撃に慎重に戦い、8回を無難に乗り切った。終盤ドゥのバッティング、ブレーク後の加撃に主審は計2度の減点。これもあってスコアは80-70(2人)、79-71と大差がついて湯場の判定勝ちとなった。
約1年10ヵ月ぶりの白星を飾った湯場(26歳)はこれで12勝7KO4敗2分。敗れたトゥ(27歳)は5勝3KO6敗2分となった。
この日もセコンドを務めた父湯場忠志さんは元5階級日本王者。海樹は日本ユースのベルトを保持したことがあるが、欲しいベルトはまだ手にしていない。「復帰したからには、チャンピオン目指して頑張る」とまだ王座を諦めていない。
その他の8回戦の結果は、S・バンタム級森朝登(ワールドスポーツ)が阿部愛斗(角海老宝石)に7回TKO勝ち。バンタム級上野永吉(花形)は頼政和法(レパード玉熊)に4回TKO勝ち。


