サゾノフがアジア2冠王者に 鈴木稔弘復帰、木村吉光は苦杯

試合情報(日本語)

 4日、東京・後楽園ホールで行われた『LIFETIME BOXING FIGHTS 28』のメインイベント、WBO−AP&OPBF東洋太平洋ライトヘビー級王座決定戦は、無敗のマキシム・サゾノフ(中国)がアリ・ハイフェーズ(マレーシア)を6RTKOで破り空位の王座を獲得した。また前座で組まれた日本vs中国の3カードは、鈴木稔弘(志成)が勝ち、木村吉光(志成)と小林柾貴(角海老宝石)が敗れて、中国の2勝1敗となった。

マレーシアのアリ㊧にTKO勝ちしたサゾノフ PHOTO/NAOKI FUKUDA

◆WBO−AP&OPBF東洋太平洋ライトヘビー級王座決定戦
マキシム・サゾノフ(中国)[TKO6R1分43秒]アリ・ハイフェーズ(マレーシア)

 右を伸ばしながら脚を使って回るサウスポーのアリを、サゾノフはガードを固めながら圧力をかけて追いかける。正面から接近してビッグパンチを振るサゾノフにポイントは傾くが、アリはよく動いて意外とうまくさばいている印象。

 しかし6回、ようやく追い足を強めてロープに詰め、左右連打からの右でサゾノフがダウンを奪うと、再開後も連打から右で再びアリを倒すと、レフェリーがノーカウントで試合を止めた。

 「後楽園ホールは憧れの場所。嬉しくて興奮した」という中国とロシアのハーフであるサゾノフは10戦全勝8KO。敗れたアリは15勝9KO3敗。

◆ライト級8回戦
ファン・ションカン(中国)[判定(2-1)77-75×2,74‐78]木村吉光(志成)

 プレスをかけるファンの周りを旋回しながら左を伸ばす木村。機を見て左ボディー、右ストレートを打ち込むが、頑丈そうなファンは構わず左右を返す。よく動いて対抗する木村だが、体格に上回るファンの圧力に押されてバランスを崩すシーンも。ファンのパワーに屈せず、粘り強くボディーを叩いた木村だが、調子に乗ったファンが押し切った。

◆スーパーフェザー級8回戦
鈴木稔弘(志成)[判定(3-0)77-74×2,78‐73]チョ・ジュンロン(中国)

 昨年8月の渡邊海(ライオンズ)戦以来の再起戦となる鈴木。振ってくるチョの左右強打をガードで抑え、よく見ながら前へと出るがあまり手数は多くない。しかし3回終了間際、鈴木は右でチョの腰を落とすと、連打から最後は左でダウンを奪った。

 それでも鈴木はスパートするわけでもなく、変わらずゆっくり追う。前進の鈴木に、チョは下がって回りながらも、決して負けずに手数を返す。しかし最後まで冷静に追い続けた鈴木が再起を飾った。「悔しい1年を過ごしてきた」鈴木は、再びタイトル戦線へ戻ることを誓った。

◆スーパーウェルター級8回戦
リン・ハンキ(中国)[TKO4R終了]小林柾貴(角海老宝石)

◆スーパーフェザー級4回戦(東日本新人王予選)
日向和輝(ワタナベ)[判定(3-0)39‐37×3]保木井樹(FUNABASHI E-BOX)

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