6戦目の野上翔がフライ級王座奪取 永田丈晶に2-0判定勝ち

試合情報(日本語)

 12日後楽園ホールのセミファイナルで行われた日本フライ級タイトルマッチ10回戦は、挑戦者1位・野上翔(RK蒲田)が王者・永田丈晶(協栄)に95-95、96-94、98-92の2-0判定勝利を収め、新チャンピオンとなった。

王者永田に左を見舞う野上㊧

 野上がスムーズでシャープな右ジャブ、ガードの外から巻き込む左をヒットすれば、永田は2回、左右アッパーを当てて前に出る。

 ガッチリとガードを上げて前進する永田は、野上の右打ち終わりに左ボディーを見舞うが、野上は下がりながらロープを背負うも、サイドへ動きながら強打をガードの上から叩きつけた。

 5回終了時の公開採点は48-47、49-46、50-45と挑戦者がリード。これを聞いてやや焦りの色を見せた永田は、さらに前に出る圧と手数を上げるものの、野上の距離感に空振りが目立った。

 しかし7回、永田の左で野上が腰を落としかけると、永田はさらにエンジン全開。猛烈に連打で迫るも、体力的に厳しく見えてきた野上は足が動かなくなりかけたものの、反撃の手と気持ちは落ちていかなかった。

 9回、永田が左右ボディーから左を連続ヒットするが、野上も必死に必死に右フックと左を返す。最終10回も前に出る永田だが、ゴールの見えた野上は止まらずに、強打を返して終了ゴングを聞いた。

 距離を詰めるものの、間合いをつかみきれずに空振りが目立った永田。すり足で下がりつつ、永田に当たる空間を与えなかった野上の巧さが光ったとも言えよう。

 野上(24歳)は6勝3KO。またしても初防衛がならなかった永田(27歳)は8勝3敗。

■宝珠山-森は初回負傷ドロー
 S・フライ級8回戦は日本フライ級12位の宝珠山晃(三迫)と森青葉(角海老宝石)が初回2分54秒負傷引き分けに終わった。

 ともにサウスポーの一戦は、的確に右ジャブを決めてワンツー、左クロスをヒットした宝珠山が先制。森も左アッパーを返して近い距離での戦いとなるが、宝珠山が偶然のバッティングで右眉上をカット。ドクターチェック後に続行不能となった。宝珠山(29歳)は10勝5KO3敗1分。森(25歳)は8勝2KO6敗3分。

 58.0kg契約6回戦は、日本フェザー級12位・北本慶伍(三迫)が山名生竜(HKスポーツ)に4回2分57秒TKO勝ちした。

 上体を左右に振りながら左を狙うサウスポー山名。北本は右から左を深く突き、山名の入り際に左フックを合わせる。3回、両者の距離がやや縮まると、山名がポジションチェンジから左をヒット。しかし4回開始早々、北本が右を決めて山名を倒すと、カウンター狙いの山名を追って右をヒット。これがカウンターとなって山名が背中からダウンするとレフェリーが試合を止めた。北本(27歳)は6勝4KO。山名(23歳)は5勝4KO6敗1分。

◇東日本新人王予選バンタム級4回戦
林勇汰(T&T)[TKO1回48秒]柳修平(三迫)

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