「やるべきこととやってはいけないことがある」井上尚弥に挑むアフマダリエフ公開練習

試合情報(日本語)

 14日に名古屋市のIGアリーナで世界4団体S・バンタム級王者・井上尚弥(大橋)に挑む、元WBA&IBF同級王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)が1日、横浜市の大橋ジムで練習を公開した。

ミット打ちを披露したアフマダリエフ photo/Naoki Fukuda

 詰めかけた報道陣の多さに圧倒されたわけではないだろうが、会見前のアフマダリエフは、やや緊張した様子。しかし、記者からの質問が始まると、同席したマキシム・ミハエル・マネージャーとともに時折笑顔を浮かべるなど、リラックスした表情を見せた。

 来日してすでに1週間が経過。「時差調整も順調。日本は人も風景もとても美しい国だけれども、試合に勝って歴史を作るために来たので、試合が終わってから観光を楽しみたい」と、決戦に向けてもちろん一点集中だ。

 井上攻略については「いくつかプランがある。中でも、自分がやるべきこととやってはいけないことがある。イノウエの弱点を突くことももちろんだが、自分がどう振る舞うかに、より重点を置いている」といい、当日のリングをお楽しみに、と言いたげな表情だった。

 会見後の練習は、ロシア、カザフスタンなどと同様に、ソビエト時代から脈々と受け継がれる独特の準備体操から。続けて、シャドーボクシング、ジョエル・ディアス・トレーナーと対峙してのミット打ちを披露した。いずれも軽いものだったが、ミット打ちでは右ジャブから左ストレートを打ちこみ、ディアス・トレーナーが繰り出すワンツーを小さなヘッドスリップでかわすと右アッパーから左、そして右フックのコンビネーション。中でも締めに見せる右フックの重さがやはり印象に残った。

 井上に優るものは「総合力」と豪語したアフマダリエフ。だが、これを聞いていた井上真吾トレーナーは「アフマダリエフの戦力グラフはきれいな円を描いているが、その輪をさらに大きくしているのが尚弥」と意に介していない。いずれにしても、ハイレベルなバトルの期待感が募る。

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