山中慎介さんがマスボクシングで地元の国スポを盛り上げる

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 1日、滋賀県東近江市の能登川アリーナで開催された「わたSHIGA輝く国スポボクシングナイト」のイベントに滋賀県出身の元WBC世界バンタム級王者、山中慎介さん(42)が登場、マスボクシングを行うなどボクシング普及に一役買った。

25年前の対決を再現した山中さん㊨と古田さん

 湖南市出身の山中さんは南京都高(現京都廣学館高)でボクシングを始め、専修大卒業後、帝拳に所属して「神の左」でWBC世界バンタム級王座を12度防衛したスーパースター。国スポのボクシング競技を盛り上げるため第3日の競技が終わったAリングに登場した。その人気は絶大で400人以上が会場に詰めかけ、地元のNHKが情報番組の中で中継した。

 リングで実施したのは「当てないボクシング」として日本連盟が普及を進めるマスボクシング。対戦相手はマスボクシング全国大会で2連勝中の岐阜県立多治見工高教諭、古田貴久さん(43)。古田さんは山中さんと同学年。多治見工高ボクシング部3年の時、広島で開かれた強化練習で山中さんと対戦、まともに「神の左」を受けて「失神」寸前になったそうだ。25年前の屈辱をはらそうとマスボクシングで勝負を挑んだ。主審、ジャッジをつけて2ラウンドで戦ったが、引退から7年でも世界王者の動き、左ストレートはさびついておらず、4-0で山中さんが勝利した。

 3年生が退部して2年生1人、1年生6人の部を指導する古田さんは「山中さんはやはり強かった。マスでも勝てなかったが、山中さんは手抜きをしなかった。全国大会3連覇を目指して練習を続けていきたい」と笑顔で語った。

 このあとトークショーやグローブ、Tシャツ、名産品セットの抽選会が行われ、ボクシングナイトは盛り上がった。

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