世界1位コリンズ、ロレンテとの無敗対決でドロー

試合情報(日本語)

 現地時間4日、英国スコットランドのグラスゴーにあるブレーヘッド・アリーナにてクイーンズベリー・プロモーションズ主催興行が行われた。WBCフェザー級シルバーチャンピオンでWBC1位のナザニエル・コリンズ(英国/125.1ポンド)と欧州同級チャンピオンでWBC10位のクリストバル・ロレンテ(スペイン/125.1ポンド)の無敗同士が激突する渋い好カードがメインイベント。二冠戦に加えて、スティーブン・フルトン(米国)が持つWBC王座への指名挑戦者決定戦とコールされた一戦は、12回引き分けで両者が防衛に成功した(115-113:コリンズ、115-113:ロレンテ、114-114)。

 サウスポーのコリンズが手数と攻勢で、競ったラウンドのポイントを獲得するものの、序盤はロレンテも巧みなジャブを軸に対抗し、激しいペース争いが繰り広げられた。6ラウンド序盤、コリンズの左ストレートでロレンテの腰が落ちる。一気にテンポアップしたコリンズだったが、ここをしのいだロレンテが後半懸命に打ち返し反撃、打ち合いのままゴングが鳴ると歓声が起きた。

 終盤9ラウンドにもなるとコリンズに疲労の色が見え、手数が減り、逆にポイントでは劣勢のロレンテが懸命に打ち返して追い上げていく。11ラウンドもロレンテの左フックを食い、クリンチしたコリンズ。最終回も、逆転を目指して猛烈な手数を出すロレンテをクリンチを混ぜながら、なんとかさばく中でゴングを聞いている。

 コリンズ(29歳)は後半、貯金を吐き出した格好。17勝8KO1分。WBO11位、IBF15位にも名を連ねている。一方同じ29歳のロレンテは20勝8KO3分とし、英国デビュー戦を終えている。

■オドハーティーが英国王者に

 アンダーカード、全勝同士の英国ライト級王座決定戦はレーガン・グラッキン(英国/134.6ポンド)がルイ・オドハーティー(英国/134.1ポンド)に10ラウンド2分33秒TKO負け。オドハーティーが新王者に輝いた。

 互いに細かい手数が持ち味とあってゴングと同時にジャブの差合いとなり、ペース争いが忙しい。2ラウンドに入るとやや強引に距離を詰めるオドハーティーの左右フックがヒットしはじめ、グラッキンは距離をキープできずに後退、被弾を増やして後手に回りだす。

 5ラウンド、オドハーティーの運動量がやや落ちたところにグラッキンのジャブ、ワンツーがポイントを挙げるものの、6ラウンドは再びオドハーティーが取り返す。オドハーティーがペースを引き寄せて終盤に入った。

 鼻からの出血が増え始めたグラッキンは9ラウンドに入る頃には左まぶたの腫れも目立つ。迎えた10ラウンド終盤、オドハーティーの右ストレートを食いグラッキンが退がったところでタオルが投入され、TKOとなった。25歳のオドハーティーは11戦全勝3KO、27歳のグラッキンは16勝3KO1敗。

 またライトヘビー級10回戦はWBC8位のウィリー・ハッチンソン(英国/174.7ポンド)がマーク・ジェファーズ(英国/174.1ポンド)を7ラウンド2分15秒TKOに退けている。昨年9月にWBO同級暫定王者のジョシュア・ブアッツィ(英国)に挑戦し、12回判定負け(2対1)を喫している27歳のハッチンソンは19勝14KO2敗とし、再起に成功。一方、27歳のジェファーズは20勝7KO2敗。

 ライトヘビー級6回戦は元2階級制覇王者の息子、スティーブ・コリンズ(アイルランド/178.1ポンド)がハビエル・サンタナ(スペイン/176.1ポンド)に6回判定負け。22歳のサンタナは4勝1KO2敗2分、35歳のコリンズJrは15勝4KO6敗1分。

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