現地時間11日、米フィラデルフィアで前IBF・WBA統一ウェルター級王者ジャロン・エニス(米)でS・ウェルター級転向第1戦。地元リングに登場したエニスはウイスマ・リマ(アンゴラ/ポルトガル)に初回1分58秒TKO勝ち。争われたWBA・S・ウェルター級暫定王座に就いた。
サウスポーのリマに対しエニスは右構えでスタート。そして左にスイッチして放った右アッパーでリマにダメージを与える。チャージしたエニスの右でリマが背中から落下した。カウント後、左右で畳みかけるとリマはロープ際に2度目のダウン。再開後、コーナーへ詰めたエニスが乱打を見舞うとレフェリーストップとなった。
すでにWBAとWBCでS・ウェルター級1位にランクされていたエニス(28)は35勝31KO無敗1無効試合。「これは154ポンド(S・ウェルター級)へのビッグ・メッセージとなった」と語り、交渉が具体化しているバージル・オルティスJr(WBC・S・ウェルター級暫定王者)をはじめ、ジャーメル・チャーロ、セバスチャン・フンドラ、バラカン・ムルタザリエフ、ザンダー・ザヤスと次々に王者の名前を口にして対戦を呼びかけた。4連勝中だったリマ(WBA&IBF9位)は14勝10KO2敗。
セミのWBC米大陸ヘビー級王座決定戦はWBC16位グイド・ビアネロ(イタリア)が同級38位アレクシス・バリエール(カナダ)に5回26秒KO勝ち。4月にリチャード・トーレスJrに判定で敗れたピアネロは再起戦。サウスポーのバリエールに対し4回、一気に畳みかけて倒すと、5回、ダメージが残るカナダ人を右で豪快に倒し決着をつけた。「ローマでアンソニー・ジョシュアと戦いたい」と気勢を上げたピアネロは14勝12KO3敗1分。初黒星のバリエールは12勝10KO1敗。
セミセミのWBA米大陸ウェルター級は地元フィラデルフィアの挑戦者タミール・スモールズ(米)が王者WBA11位ホセ・ローマン(プエルトリコ)を3回に倒し、フルラウンド戦った末、3-0判定勝ちで戴冠した。スコアは98-91、96-93、95‐94でスモールズが支持された。
