マクムドフ敵地で生き残る 2度減点もアレンに判定勝ち WBA地域王座獲得

試合情報(日本語)

 英国シェフィールドのシェフィールド・アリーナで11日(日本時間12日)マッチルーム・ボクシングが開催したイベントのメインでゴングが鳴ったヘビー級12回戦は、カナダでキャリアを進めるロシア人、アラスランベク・マクムドフがWBA8位デビッド・アレン(英)に3-0判定勝ち。WBAインターコンチネンタル・ヘビー級王座に就いた。

 “白サイ”のニックネームを持つアレン(33)はこれまで7敗しているように英国ヘビー級上位陣では異色の存在の叩き上げ。観衆の合唱を背に受け、大柄なスラッガーのマクムドフに迫る。初回、左フックでマクムドフ(36)のバランスを崩させたアレンに、以降のマクムドフはロングレンジから右を返すようになった。

 4回あたりからクリンチの場面が多くなり、マクムドフはスティーブ・グレイ主審から再三注意を受けた。5回、左ボディー、右アッパーなどでチャージしたアレンに対し、マクムドフはスラッガースタイルを封印して右強打と左右コンビネーションで対処。しかし7回、マクムドフはホールディングで減点を科された。

 9回、打ち合いからチャンスをつかんだアレンが渾身のラッシュ。マクムドフをロープへ釘付けにして追い込む。一気にペースを引き寄せたかに思えたアレンだが、マクムドフは右をコツコツと返してアレンに攻勢を許さない。しかし最終12回、クリンチの場面でマクムドフは2度目の減点。

 拮抗したスコアが予想された試合は115‐111、116-110、117‐109と意外な大差でマクムドフの手が上がった。キャリア2度目の判定勝利のマクムドフは21勝19KO2敗。アレンは24勝19KO8敗2分。

 サバイバルしたマクムドフには元ヘビー級3団体統一王者アンソニー・ジョシュアとの一戦がクローズアップされている。

 セミの英国S・ウェルター級王座決定戦はビラル・ファワズ(英)がジャナード・バスタン(英)に2-0判定勝ち。1月の同王座を争った初戦はドロー。この再戦は3回にダメージを与えたファワズだったが試合全般にわたりバスタンが攻勢をかけた印象だった。しかしスコアカードは96-95、96-94、95‐95と意外な数字でファワズが戴冠した。

 セミセミのWBAインターナショナルS・フェザー級王座決定戦は2月にWBCライト級王者シャクール・スティーブンソンに挑戦したジョシュ・パドリー(英)がリース・ベロッティ(英)に3-0判定勝ち。この一戦も接戦だったがスコアは99‐92、97-93が2者と大差でパドリー(IBFライト級15位)が支持された。

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