15日、後楽園ホールのメインには前日本バンタム級王者の富施郁哉(ワタナベ)が登場。タイのユッティチャイ・ワンナウォンと8回戦で対戦し、初回2分50秒TKO勝ちした。

16勝3KO4敗の元チャンプは増田陸(帝拳)に王座を奪われてから再起3戦目。前回のマーク・ヘラルド(比)戦は激闘となったが、この日も19勝13KO16敗のユッティチャイ相手にのっけから強気に出た。サウスポースタンスからシャープな左ストレート、右フックで迫り、速戦即決の勢い。やや強引な印象だが、左ストレートで早々にユッティチャイをダウンさせた。
さらに勢いづいた富施に対しタイ選手もアッパーをこすり上げて応戦したが、ロープを背負わせた富施は左ボディーショットを決めた直後今度は顔面に左ストレート。腹に意識の行っていたユッティチャイはこれをジャストミートされて崩れ落ちた。すぐさま中村主審が試合終了を宣した。
富施は「もう一度ベルトを巻いて、その先も目指していきます」と怪気炎。ユッティチャイは大事を取って担架での退場となった。
■強打のぬき、女子東洋王座奪取
セミのOPBF女子バンタム級王座決定戦は、ぬきてるみ(真正)が菊池真琴(DANGAN)との再戦で5回1分13秒TKO勝ちし、新チャンピオンとなった。
ウィービングを使いながらのしのしとプレス。強打者ぬきのファイター戦法にサウスポーの菊地は終始防戦に追われた。ぬきは予想以上にクイックな左右パンチで攻め続け、5回に連続してヒットしたところでストップとなった。ハンマーパンチぶりをアピールして戴冠したぬきは16勝11KO7敗1分。敗れた菊池は5勝1KO3敗1分となった。


