14日(日本時間15日)米国フロリダ州マイアミで予定されたユーチューバーでWBAクルーザー級14位のジェイク・ポール(米)vs.WBAライト級王者ジェルボンテ“タンク”デイビス(米)が正式に中止された。3日夜、主催のモースト・バリュアブル・プロモーションズ(MVP)が発表した。ポールとデイビスは12オンスのグローブを使用する10回戦のエキシビションマッチを予定していた。
発表によると、先週デイビスは元恋人のコートニー・ロッセルから暴行、不法監禁など4つの罪状で訴訟を起こされていた。ロッセルは10月28日、マイアミのクラブでサーバーとして勤務中、デイビスに無理やり連れ出され、駐車場で暴行を受けたと主張。それ以前の交際期間中にもデイビスから虐待を受けたと訴えている。
ポールが重役を務めるMVPはこの事態を重視。「私たちはいかなる形の暴力も断固として非難し、この件に関わるすべての人々に敬意をもって誠実に対応することを約束します。適切な関係者と協議し、調査を完了した上で今後の対応を決定します」と声明を発表し、対処する姿勢を示す。
これより以前にデイビスは、彼の2人の子どもの母親から家庭内暴力容疑で起訴されていたが、その事件は8月に取り下げられていた。
米国メディアは、ポールは日程を移して別の相手と対戦すると報道している。候補者には殿堂入り元王者アンドレ・ウォード、総合格闘技UFCのフランシス・ガヌー、ネイト・ディアス、またライアン・ガルシア、テレンス・クロフォードらが挙がっている。
また同じイベントに組まれていたWBA・S・ライト級タイトルマッチ、王者ゲーリー・アントゥアン・ラッセル(米)vs.挑戦者1位平岡アンディ(大橋)もあおりを受けることが必至。新スケジュールは12月12日か19日が有力ともいわれ、今後の動向が注目される。
